金属加工を行うための機械はたくさん存在していますが、円柱の素材を加工する場合には、旋盤という機械を用います。
そんな旋盤に絞っても、いろいろな種類があるのですが、大きな物を加工するための大型旋盤加工について、弊社の加工実例とともに詳しく見ていきましょう。
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大型旋盤加工と聞けば、大きな物を加工するというのは大体ピンとくるでしょう。
しかし、旋盤についてはよく知らない人もいると思うので、まずは旋盤について紹介していきます。
旋盤というのは、金属などの素材を回転させることによって加工するための機械です。
ボール盤やフライス盤などは、加工したい素材をしっかりと固定し、刃物の方を回転させるのが特徴なのに対して、旋盤は加工したい素材の方が回転します。
そのため、円柱などの丸い素材を加工するときに使用されるのです。
刃物はしっかりと台に固定し、加工する素材に触れると削ることができます。
加工方法によって使用する刃物や回転するスピードなどを変えながら作業を進めていきます。
また、自分で回転する速度を決め、加工物に刃物を近づける必要がある物を汎用機と言い、刃物と加工物をセットし、後は自動で行ってくれる物をNCと言います。
NCの場合にはプログラムを組む必要があるので、プログラムの知識があるものが担当します。
微調整を行う場合もプログラムの見直しが必要になるので、面倒な点もあるのですが、加工しなければいけない物が多い場合には自動で加工してくれるので作業効率がよくなります。
逆に汎用機を使用する場合には、微調整は行いやすいのですが、数があると調整も手動で行わなければいけないので、多少時間がかかってしまいます。
大型旋盤の場合には、手動で作業を行うのはかなり大変になるため、NC旋盤を使用します。
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主に円柱の素材を加工するのに使用されているのが旋盤加工です。
旋盤は加工したい物をチャックに取り付け、加工物が回転するのが特徴ですが、危険も伴うので正しい方法で使用しなければいけません。
かなり細かい精度が必要な製品もあるので、高い技術を必要とします。
弊社、南条製作所では大型旋盤加工において多数のノウハウと実績があります。
また工場全長180m、天井高25mの超巨大工場を有し、大型製品の加工には絶対の自信があります。
「複雑な加工を他社でお断りされた」「コストダウンについて相談したい」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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